- WASIXの効果期間は?
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環境にもよりますが、WASIX の様々な効能は8~10年持続します。
ただし、その年月を経過したら効能がゼロになるわけではありません。
上記年月の間に緩やかに効果が落ちていき、効能が約50~60%あたりになったところで、停滞します。
効能が低下する主な要因としまして、WASIX 表面の多孔質部分が埃等の汚れで塞がれてしまう事が原因の一つであると考えられます。
よって、効能の継続のためには“表面の汚れ”を取り除くことが重要なポイントとなります。 - どの程度の面積に貼ると効果がありますか?
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床面積の2/3以上の面積相当分を空間(壁や天井)に使用することを推奨しています。
(ただし、日本家屋の一般的な天井の高さを前提としたものであり、共用部・ロビー・階段部分等の天井の高さが2.4Mを越える場合は別途検討が必要です。) - 汚れた場合に対応はどうしたらよいか?
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【液体汚れ】
まずは乾いた布で水分を拭きとります。着色液による汚れの場合は、付着後速やかに水で濡らし固く絞った布で拭いてください。
染料系は除去できる、もしくは薄くなる可能性は高いですが、WASIX表面の多孔質に色素が染み込んでしまうと除去できない可能性が高いです。
【こすり汚れ】
消しゴムで軽く擦ると除去できる場合があります。
【落書き汚れ】
鉛筆による汚れは消しゴムで軽く擦ることで除去できますが、クレヨンや油性ペンは油分を含んでいるため水拭きでは除去できません。
(クレンジングオイルを含ませた布で拭きとる等の方法で除去できる場合もありますが、壁紙が変色する可能性もあるためお勧めしません。)
※漆喰塗料の上には汚れ防止剤が塗布されており、一般的な紙系クロスと比べると汚れにくくなっていますが、完全に汚れの付着を防止するものではありません。 - 剥がれた時や破損した時はどうしたらよいか?
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剥がれ具合や破損の状態によって補修の方法を検討します。
まずは、施工された工務店へご相談されることをお勧めします。
※小さな剥がれや穴でも、そのまま放置しておくと、ひどい破れや破損に発展することがありますので、お早めにご相談ください。 - WASIXは誰でも貼れますか?
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一般的に“職人”と呼ばれる表装技能士は、技能試験で紙クロスを貼る項目をクリアしていますので、基本的に問題なく貼っていただけます。
また、糊付け機も使用可能です。
ただし、一般の方がDIYで貼る際は、保証しかねます。 - WASIXの弱点や仕様を避けるべき箇所を教えてください。
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WASIXは水に強い素材ではないため、屋外での使用や水がかかる場所での使用はしないようにご案内しています。
水がかかるとWASIX表面に塗布されている漆喰塗料のアルカリ成分が過度に溶出し、表面の多孔質が失われることで、抗菌・抗ウィルス・消臭等の様々な機能が低下してしまうからです。 - 誰でもWASIXを購入することはできますか?
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個人のお客さまへの直接販売は行っておりません。
購入をご希望の方は、お近くの工務店にご相談ください。