WASIXとは 素材の効能 製品概要 施工事例
福井県越前市今立五箇地区で生産される和紙は、最古の伝統と最高の品質を誇ります。越前奉書と越前鳥の子紙は国の重要無形文化財であり、経済産業大臣によって伝統的工芸品に指定されています。この和紙は「雁皮(がんび)」「楮(こうぞ)」「三又(みつまた)」などの植物から作られ、耐久性が高く虫害にも強いため、1000年以上保存された事例もあります。奈良時代以降、公的な文書や証明書に用いられ、現在も政府や著名大学で使用されています。明治時代には偽造防止技術により紙幣に使われ、今でも1万円札に活用されています。美術界では横山大観やピカソなどが使用しています。
漆喰は強アルカリ成分の消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とした、鏝(コテ)で塗る塗り壁材のことです。関西ペイントは、左官職人の減少に対応するため、漆喰を手軽に塗れるように塗料化した「アレスシックイ」を開発しました。さらに、紙や布、不織布などにも塗れる柔軟性のある漆喰塗料「アレスシックイ・モンティアート」も開発しています。日本は豊富な石灰石資源を有し、アレスシックイは原材料から製造まで一貫して国内で生産されています。漆喰は健康や環境にも貢献する特性を持っており、WASIXはこの漆喰塗料を使用しています。
越前和紙の基紙に漆喰を原料とする柔軟性のある塗料を塗布した和紙。和紙と漆喰はどちらも環境に優しい自然素材です。漆喰を原料とする柔軟性のある塗料は、関西ペイントが開発したアレスシックイモンティアート。抗ウィルス、抗アレルゲン、抗菌、ホルムアルデヒド吸着・無害化、消臭、調湿など、元来、漆喰が持つ様々な健康に良い機能を保有しています。越前和紙は、中性かつ強度があるため、強アルカリ性のアレスシックイモンティアートを表面に塗ってもアレスシックイモンティアートが持つ様々な機能が失われることはありません。WASIXは環境に優しい健康な空間を提供します。